【授業が止まる】年度初めに頻発!C4thが急激に重くなる時のサーバー負荷軽減テクニック

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年度初め、進級処理や異動者情報の更新で C4th(校務支援システム)がフリーズ…。
「またこの時期か」と頭を抱える方も多いですよね。
校務が止まるのは、学校現場にとって深刻なダメージです。

この記事では、最短でC4thのパフォーマンスを回復し、先生方を混乱から救うための具体的な手順 をまとめました。


🚨【最速解決】緊急時の応急処置チェックリスト

校務が完全に止まってしまう前に、まず以下の対処を行ってください。

■ ① ブラウザの完全再起動(PC再起動では不十分)

  • 全てのブラウザウィンドウを閉じる
  • キャッシュを削除
  • Edge を再起動

■ ② 一斉アクセスの抑制をアナウンス

印刷・帳票出力などの高負荷操作を
時間差(例:休憩時間) で行うよう周知する。

■ ③ C4thサーバーのCPU・メモリ使用率を1分で確認

  • 監視ツール
  • タスクマネージャー
    などで 90%超え していないか即確認。

🔍 トラブル原因の切り分け(時間短縮の鍵)

「クライアント側の問題なのか?サーバー側なのか?」
これを素早く切り分けることで作業時間が半分に。

■ ステップ1:特定PCだけ遅いのか?

  • 教員Aと教員Bの別端末で同じ操作を試す
    Aのみ遅い → クライアント問題
    両方遅い → サーバー or ネットワーク

■ ステップ2:ネットワーク機器の負荷を確認

  • 同セグメントのスイッチCPU負荷を見る
    高負荷 → ネットワーク輻輳
    低負荷 → サーバー側の遅延が濃厚

■ ステップ3:他のWeb/システムも遅いか?

  • 他の校務システム
  • Yahoo等の一般サイト

全部遅い → 回線・プロキシ問題
C4thだけ遅い → C4thサーバー原因に限定


🛠 ステップバイステップ詳細解決手順(簡単なものから)


【手順1】ブラウザ互換モード(IEモード)の徹底確認

C4thは古いブラウザ技術に依存する場合が多く、
EdgeのIEモード設定ミスが最大の原因 になることも。

  • EdgeでC4thを開き、IEモードが有効か確認
  • 無効なら登録
  • ブラウザキャッシュ削除
  • 「終了時にキャッシュ削除」を有効化
  • キャッシュ容量を増やすことも有効

【手順2】サーバーのDB接続状況を確認(Windows Server)

SQL Server を使用している構成の場合に有効。

現在の接続数を確認するSQL例:

SELECT count(session_id) FROM sys.dm_exec_sessions
  • 異常に多い接続 → アイドルセッションを特定
  • 以下のように KILL コマンドで切断
KILL [セッションID]

※処理中セッションの切断は危険。必ず事前確認。


【手順3】DBインデックス再構成・統計更新(上級者向け)

⚠️ 必ずバックアップ or ベンダー指示を確認!

  • 名簿や成績データのインデックスを Rebuild/Reorganize
  • 統計情報を更新 → クエリの実行計画が最適化
  • 年度初めは特に断片化が進むため効果大

🏫 学校現場特有の原因と対策(独自性の発揮)


■ 原因1:年度初め「一斉検索」の負荷爆発

  • 全校生徒名簿
  • 前年度の成績
    などの大量検索が同時発生。

対策:

  • 学年や年度の検索制限を設定
  • 「検索集中時間」を教務主任と調整

■ 原因2:バックアップとの競合

早朝・夜間のバックアップ中にアクセスされることで、遅延発生。

対策:

  • 深夜2〜4時などに時間固定
  • 校務の時間帯と完全に切り離す

■ 原因3:クライアント証明書の期限切れ

認証エラーが連発 → サーバー負荷増大。

対策:

  • 証明書期限の定期チェック
  • 大規模入れ替えを計画的に実施

🆘 解決しなかった場合の「次の手」(代替案)

■ アクセス制限

教務主任や学年主任など「業務必須者のみ」に限定。

■ サーバーの物理リソース増強

CPU・メモリが常時逼迫 → ベンダーに増強提案。

■ ベンダーへの即時問い合わせ

「どの操作で何秒遅いか」のログを添付すると話が早い。


✅ 再発防止のための運用改善策

  • 年度更新前の負荷テスト を毎年実施
  • DBメンテナンス(インデックス・統計更新)を定期自動化
  • ネットワーク監視ツールで CPU・トラフィックを常時可視化

📌 まとめ(要点再確認)

C4thの速度低下を解決するポイントは次の3つ:

  1. ブラウザ設定(IEモード) を徹底確認
  2. DB接続状況・インデックス などサーバー状態を最適化
  3. 学校特有の 一斉アクセスの運用改善

最後に: 現場担当者へのメッセージ

「システムが遅い!」「早くして!」
年度初めはこの声の嵐。本当にお疲れ様です。

あなたが冷静に原因を切り分け、最適な処理をしたことで、
学校全体の校務が止まらずに回っています。

あなたの技術が、年度初めの学校現場を救っています。

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